電力会社をちゃんと選ぶ
環境問題に向き合ったとき、
個人レベルでできる最大のことって何だろう…
と考え始めていました。
株式会社ボーダレス・ジャパンの代表で
社会起業家の田口一成さんが、
「日本全体でCO2排出割合の一番大きいのが
エネルギー転換(発電)部門で、
現在、日本で約80%を占める火力発電を少しでも減らして
自然エネルギーに転換することが一番インパクトでかい」
というようなことをおっしゃっていて(ざっくりですが)
自分がCO2削減のためにできることの一つが、
電力会社を「ちゃんと選ぶ」ことなのだと知りました。
そして、先月夫に相談して「ハチドリ電力」に変更。

「ハチドリ電力」は、㈱ボーダレス・ジャパンさんが
地球温暖化を解決するために始めた電力サービスで
100%自然エネルギーを利用していることが最大の特徴。
「良いのはわかるけど高い」イメージだった自然エネルギーですが、
ハチドリ電力さんはたくさんの人に使ってもらえるよう
できるだけ電気代を抑えているそうです。
(こちらで料金シュミレーションできます)
さらに、
支払った電気代の1%が「自然エネルギーの発電所をつくるための資金」に、
もう1%が「自分が応援したい支援団体への寄付」に充てられるのだそう。
なんて画期的なアイディアと仕組み。
実現できるのがすごい。
こういうことを一歩一歩着実に
実行している方がいるんだと思うと、
やっぱり勇気をもらいます。
携わる方々へのリスペクトはもちろん、
これが大きなムーヴメントになって、
奇跡が起こることを願ってやみません。
少しでも、循環させたい
もうひとつ、気になっていたのがゴミのこと。
ゴミの焼却にも当然火力が使われているわけですが、
自宅や店から出るゴミのうち、
水分量を多く含む生ゴミを少しでも減らしたいと思って
少し前からコンポスターを探していました。
購入する場合、自治体からの補助が出るのは知っていたのですが、
村上市では市内で購入されたものに限られるとのこと。
そこで、市内のホームセンターなどで探してみると、
庭や畑に置く大きいサイズのものと
バケツ型の小さいサイズもの、
いわゆる「堆肥化させる」タイプのものは一応あったのですが、、
そもそも、あんまり選択肢がなく、
私が行ったお店は、バケツ型は一択。。
もっと他の店をしつこく探し回ればあったのかもしれないし、
店員さんに聞いて取り寄せることはできたのかもしれません。
が、私もこの日は急いでいたこともありそこまで頑張れず、
その日のコンポスター探しはここで終了しました。
うちのように庭や畑がないお家は、
必然的に家の中やベランダで使えるサイズのものを
選ぶことになります。
毎日使うものだし、
どうせ買うなら愛着の持てるものがいい。
デザインとかサイズとか色とか、
もっと選べればいいのにぃぃ!
…というのが正直な感想。。
でも、自分も今はじめてそれを知って、
私の周りでも「コンポスター、使ってるよ」
という人は聞いたことがなく、
普通に需要がないのかなと思いました。
村上市内でのコンポスター普及率がどれくらいなのか
データは確認できなかったのですが、
いや、私が知らないだけで、
どこかの地域では一家にコンポスターが
あるのが当たり前だったりするのかもしれませんが、
少なくとも「コンポスターほしい」
と思っても、手頃のものを近くで
探すのは困難なことがわかりました。
結局、市の補助は諦めて、ネットで探し、、
理念に共感&「使ってみたい」と思えたのが、
こちら。

(LFCコンポストさん。偶然、ハチドリ電力さんの支援団体の一つだったのですが、
私が知ったのは別ルートでした。)
ちょっと長くなったので、
取り寄せたあとの感想などは次回にしようと思います。
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