
4月も半ばを過ぎ、今年も母の日が近づいてきましたね。
NIJIYA coffeeでは、毎年内容を変えながら母の日用のギフトボックスをご用意しています。
今年の母の日限定ギフトは、コーヒードリップバッグと日本初上陸のヴィーガン&ロー(RAW)チョコレートのセットです。
実は、店主である私は過去にローフードとヴィーガン食を実践し、ローフードマイスター1級を取得して独自のレシピ開発をしていました。
ローフードの食品は、美容と健康に関心のあるママに特におすすめ。
今回は、この限定チョコレートのこだわりについて詳しく紹介しながら、ローフードとは?ヴィーガンとの違いは何なのか?について深掘りしてみたいと思います。
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1 ローフードとは?
「一生太らない体が手に入る食事」と聞いたら、大半の方が試してみたいと思うのではないでしょうか?
まさに、かつての私がそうでした。
私は10代後半のとき、失恋がきっかけで食欲のコントロールができなくなり、急激な体重増加を経験したことがあります。
それ以来、健康的な食生活とは何なのか?にずっと関心があり、海外旅行先での食事やこちら(下の写真)の本に影響を受け、行き着いたのがローフード。
最終的にローフードマイスター(1級)の資格も取得しました。

フィット・フォー・ライフ / ハーヴィー・ダイアモンド マリリン・ダイアモンド著(グスコー出版)
ヴィーガンは知っていても、「ローフード」については耳慣れない方も多いかもしれません。
「ロー(RAW =生)フード」とは、食材を生または低温で加熱調理することにより、栄養素を損なわない食生活のこと。(動物性食品を含む場合もありますが、私のときは主にプラントベースが推奨されていました。)
欧米では90年代頃から広がり始め、自然治癒力や生命力向上を目指す人々に支持されてきました。
食材の栄養価を活かし、消化が良く胃腸に負担をかけない食事を通して、消化器系の改善やダイエット効果、アンチエイジングなど、主に(人間の)健康の維持を目指すものです。
加熱料理は一切食べないので、例えば、白いご飯の代わりに生のカリフラワーを細かくしたものを食べたり、パスタの代わりに細長くスライスしたズッキーニを使ったりします。
でも、ナッツを使ったスイーツなどバリエーションがとにかく豊富で、私の場合は「我慢して食べる」ということはほとんどありませんでした。
「フィット・フォー・ライフ」では、「ローフードやリビング(加熱しない=生きている)フードを食べることで一生太らない体を手に入れることができる!」と、そのロジックや方法が細かく説明されており、私もその思想にめちゃくちゃ影響を受けました。
私の場合、ローフードを続けてみて実感したのは、とにかく身体が軽くなったことと、思考がクリアになって集中力が増したこと、肌の調子がよくなったことなど。
何となく細胞が生き生きしているのが、特に肌や腸の調子の良さから感じていました。
気のせいかもですが、一時期視力も良くなった気がします。(あくまで個人的な感想です。)
ですが、結果私は1年ほどで断念。
理由は、体質にもよるかもしれませんが、やはり栄養面の偏りが否めないと感じたからです。
もともと貧血気味だった数値が悪化したことや、手足の冷えを感じることが多くなったことなどがあり、大切なのはやっぱりバランスだ、と気づきました。
あと、ローフードでは炭水化物少なめで、その分新鮮な野菜と果物をとにかくたくさん食べるので、食費が格段に上がるのも地味に辛かった。。
現実的に実践し続けることが難しい最大の理由は、もしかしたらコスパの悪さかもしれません。
(「その分、将来の医療費下がるから」とも言われますが、実際スーパーの会計では毎回「んーー」となる。。)
とはいえ、それまでの肉・魚中心の食生活に戻るのではなく、その割合を減らし、新鮮な野菜の量を増やすなど、自分に合うバランスの取り方が上手くなったと感じています。
自身の体験から極端な食生活はおすすめしませんが、ローフードがダイエットやアンチエイジングに効果がある、というのは実感としてあるので、無理のない範囲で取り入れるのはおすすめです。
例えば、週に1回ローフードデイを設ける、または1日のうちの1食をローフードにするなど。
あらゆる情報に溢れる現代で、自分に合った食生活を見つけることはなかなか難しいことですが、幸せに生きる上で一番欠かせないものが健康だと私は思っています。
(これに限らずですが、私自身、普段常識と思っている習慣を少し変えて発見することをどれだけ楽しめるかで、幸福度は変わると信じる派です。)
誰もが自分自身や家族の健康やライフスタイル、価値観に合った食事スタイルを追求する時期が将来に役立つと個人的には思うのですが、日本ではまだまだヴィーガンやローフーディスト向けの食品(特にスイーツ)は少なく、残念に思うことが多い。
そんな中で出会ったのが、今回おすすめするチョコレートです。
2 ローシク・オーガニック・チョコレートとは?

『VEGAN, RAW & ORGANIC ローシク チョコレート ストロベリー カカオ42%』
北欧・エストニアで由緒ある学校を改築したROOSIKU(ローシク)というチョコレート工場で作られたこのチョコレート。

ヴィーガン(動物性原材料不使用)、低糖質、環境配慮をポリシーとしており、エストニアのチョコレート職人・Aivoさんが一枚一枚丁寧に作り上げています。
オーガニックやヴィーガン向けのチョコレートは最近よく見かけるようになりましたが、ロー(RAW)・チョコレートは珍しいと思います。
基準厳しめで有名なEUオーガニック認証を取得しており、原材料はすべて有機原料を使用。植物性100%で、乳化剤や香料はもちろん不使用です。
乳製品のかわりには、ナッツ類を使用することで滑らかな食感を実現しています。
伝統的な石臼で原料を丹念に混ぜ合わせる、熟練職人のハンドクラフト(手作業)製造ならではの滑らかな口溶けと濃厚な風味。
さらに、収穫量5%以下のペルー原産の希少品種カカオ・クリオロのみを使用しており、その独特の風味を存分に堪能できる一品です。

フレーバーは、パッケージのピンク色がかわいい〈ストロベリー〉をセレクトしました。