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梅の砂糖漬けと人生フルーツ

最近熱心に通ってくださるヨガの生徒さんに、先日、自家製の「梅の砂糖漬け」をいただきました。



「簡単なのよ〜」

とおっしゃっていましたが、

梅を手に入れて、道具を用意して、

洗って、水気を拭きとって、

切り目を入れたり処理をして、

ビンを用意して、それを煮沸して、

量ったり、中身を詰めて、また道具を洗ったり…


やったことのある人には、決して楽ではないことがわかるはず。。


その一つひとつの手間と、作る人の想い。

梅が育つ年月と、人の手仕事が合わさって、できた宝石みたいな食べ物。

いただいた瞬間、身体が喜ぶのがわかります。


ちゃんと時間をかけて自然のやり方でできたものって、本当に人を元気にするんだと思いました。


そして、日曜日は近くの教育情報センターで上映された「人生フルーツ」を観に行きました。

主催の「映像から暮らしと環境を考える会」の皆さんは、映画館のない村上市民に映画の魅力を伝える企画を提案しているのだそう。

上映する映画は、毎月変わる「担当世話人」の方が独断で選部というスタイル。

なので偏ってたり、毎回全くテイストの違う作品になるのだとか。

それがいいーー!

好きな映画ってだいたい決まってるから自分で選ぶと毎回似たような作品になるけど、人のオススメの映画で、しかも聞いたこともないような作品を予備知識なく観るのってなんか、贅沢なドキドキになる予感がします。


私、映画や本は悲しい場面よりも優しい場面に弱いのですが、

今回の「人生フルーツ」は、主人公のご夫婦の優しさに終始あふれていて、

後半はもう、ずっと号泣。


時間に追われて大切なことを失ってたーーーーー!

と気付かされます。


できることから、小さく、コツコツ。


時間をかけて、身の回りのものを自分たちで手入れし、

次世代につながるよう大切に土を育てて、地に足をつけて生きることは、

こんなに多くの幸せを育むんだと身をもって示してくださる方たち。


本当にオリジナルでクリエイティブな人って、こういう人たちのことなんだと思う。



その日の朝は、米粉と豆富のパンケーキを焼きました。(↓いびつ!)





息子も食べるので、ベーキングパウダーや砂糖は使わずメープルシロップで。

いただいた梅も潰して添えました。


美味しい!幸せ!!ありがとう!!!


梅をくださったナカクラさんは、「映像から…」メンバーのお一人です。

素敵な時間を、ありがとうございました。

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