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白い森「おぐに」の『ひみつきちプロジェクト』について勝手に思うこと

同じ「小国町」つながりで、個人的に注目をしている山形県小国町の方々。

私はもともと山形県鶴岡市に近い地域にいたので、買い物などでしょっちゅう訪れたり山形にはとても馴染みがあったのですが、言葉が柔らかくて、とにかくやさしくて穏やかな人が多いところ。

大人も子どもも仲が良くて、初対面からあまり壁を感じずに接する方が多いような気がしていたのですが、小国町の方に対しても同じ印象を持っています。

柔らかーく、人の心を開かせる魅力を持つ方が本当に多い。


(※↑先日子どもたちと訪れたときの小国町の様子。写真はすべてプロジェクトとは無関係です。)


そんな小国町で発足していた「ひみつきちプロジェクト」。

先日、インスタで偶然見つけました。


「遊び場がないから自分たちでつくろう」という発想で高校生中心に企画、空き家を改装し「ひみつきち」をつくるというプロジェクト。



め、ちゃくちゃいい。


坂口さんが人生の目的探しに疲れ、小林秀雄の言葉に出会い、高校生と一緒に自分探しをするというプロセス。

クラファンで資金集めが始まっていますが、もうたくさんの人の心を動かし共感を呼んでいるのがよくわかります。


思ったのが、こういう大人が周りにいるって、高校生(というかみんな)にとって幸せなことだということ。

そこでやりたいことの夢を膨らませながら、完成に向けて作業に没頭する。

地域の人にも協力してもらわないといけないから、その交渉も、PRのための発信も、全部やる。

学校内のイベントにとどまらず、リアルに大人たちを巻き込み、困難をちゃんと経験し…というプロセスそのものが勉強にならないわけない。



「自分の居場所」って、一人で見つけようとするとしんどい時があるけど、それをみんなで「みんなの居場所」をつくるところからやるから、その過程で「自分の居場所」もできる。

たぶん、うまくいかないことがあったり、途中やめたくなったりもするのかもしれないけど、失敗できることもとても貴重な体験だし、仲間がいれば乗り越えられるんだろうなと思います。


誰かに強制されてやるのではなく「自分たちがやりたいからやる」体験。

その価値は、無限だと思います。


空き家を使うという発想もいいよね。

使わせてあげる周りの大人もいい。


地域住民イチオシの映画や本の紹介や鑑賞会、ごはん、ゲーム、ライブ、BBQなどやりたいことがリストアップされていますが、参加者も増えたり、随時膨らんでいくんだろうなと勝手にわくわくしています。


対象者は「全人類」だそうです。


気になった方はぜひ!


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