11/7(日)、高根の天蓋公園で「Moku Rin Fes.」が行われました。
11月なのにこれ以上ないくらいの晴天で、日中は長袖Tシャツで十分なくらい。
天候に恵まれて、最高の1日でした。
森の魅力を知り、その可能性を探ることが狙いの今回のイベント。
受付では、無地のエコバッグと3枚の葉っぱでできたチケットが渡されます。
エコバッグは、各ブースごとに設置された「葉っぱスタンプ」を集めるスタンプラリーのベースにもなっていて、5つ集めるとプレゼント体験ができると同時に、最終的にオリジナルのバッグになるという素敵なしかけが。
葉っぱのチケットは、アロマ体験、フード・コーヒーの各無料券で、各自、好きなタイミングで使用することができます。
林道や森、木材などをテーマにしたアクティビティは全部で8つ。
参加者は自由に参加することができるし、もちろん参加せずに、焚き火を見ながらただぼーっと過ごすのもありです。
が、この日は皆さん積極的に移動して、参加を楽しんでいました。
例えば、「モルック」というフィンランドに伝わる伝統的なゲームを元に開発されたスポーツがあったり、
広葉樹を散策して葉っぱや枝葉を集め、スタンプアートやアロマの材料にする「葉っぱツアー」があったり、
オリジナルえんぴつを作る「木工体験」があったり、
木の伐倒が見られる「林業作業道ツアー」があったり、
その場で、この森オリジナルの香りを作るという「アロマオイルの蒸留体験」まで!
ちなみに、「森ヨガ」は私が担当せてもらったのですが、参加してくれるのは若い女性がメインかなーと勝手に思いこみ、体を温めるためのけっこう動きのあるフローを準備していました。
が、実際の参加者は「癒しのヨガ」を期待していたおじさまたちがほとんど(!!!)。
戦士のポーズや鷲のポーズなど、まさに苦悶の表情。。
「こういうの、全然求めてない感」がひしひしと伝わってきました。
提供側として大いに反省をして、次に繋げたいと思います(呼ばれたらの話)。
あと、焚き火を使って「ねじねじパン」を焼いて食べることができたり、
(途中、なぜか焼き芋やマシュマロまで登場)
私たちのお隣では、高根の能登谷さんたちがなんとジビエのホットドック(写真撮り忘れたーーーー)を焼いていました。
焼き立てをすぐごちそうしてもらったりして、もう最っっっっっっ高!!
(それ以前に、お湯沸かす作業などでめちゃめちゃお世話になる。。)
熊と猪のソーセージなんて初めて食べましたが、マスタードでクセもよくわからないまま美味しく完食。
というか、おかわりもらった。。。
めちゃくちゃ美味しいし、みんなやさしーーーー(泣)。
ソーセージって、作るのがものすごい手間かかるんだそうです。
作業する合間とかじゃなく、もっとありがたがって食べたかった。。
あと何より、、
今回NIJIYAが使わせてもらったコーヒーを淹れるためのコンロとカウンター、なんとリヤカーでできた手作りの屋台なんですーーーーーー。
能登谷さんたちが、材料調達から全て自分たちで手掛けたそう!
設置されたコンロ?は、snowpeakなので実はかなりお金かかってるらしい…
シンプルな作りなので汎用性が高くて、これからもいろいろなところで活躍しそうです。
高根のコミュニティの結束力は有名ですが、若い人たちが特にそれを楽しんで、自分たちは当然、誰かを楽しませることを自然に考えて行動しちゃう人が多いというか、そういう人が集まるのか、、
とにかく、すごいエネルギーをもらいました。
ありがとうございました!
私はカフェ担当のため、ほとんどその場を離れられなかったのですが、唯一アロマスプレー制作の体験をさせてもらいました。
担当のまりさんに、イランイランとジャスミンのオリジナルの香りを作っていただいて、もう大満足!!
香りと記憶の関連性は高いので、しばらくの間、シュッシュするたびにこの余韻を楽しめるのも嬉しいです。
個人的には、うちは家族総出(夫、子ども2人)での参加だったため、どうしても子どもたちをかまってあげられないなぁ…とちょっと不安だったのですが、
もうすぐ4歳の息子は、周りの大人を勝手に「先生」と呼んで、ねじねじパン作りを手伝ってもらって遊んでいたし、
1歳の娘は、これまた周りの方達が順々に面倒をみてくださっていて、結果、私たちは自分たちの仕事に集中することができました。
本当にありがたかったし、貴重な体験をさせていただいたことにもう感謝しかないです。
今回は、スタッフ含め50名くらいの参加でしたが、このくらいの規模が全体の動きも把握しやすく、指示も届きやすく、何より初めての参加者の一体感も生まれやすいように感じました。
ほぼ、他のブース参加してないのでなんとも言えませんが。。
終わったあと、皆さんの表情から充実感とやり切った感が伝わってきて、スタッフのひとりとしてとても可能性を感じる1日になりました。
スタンプラリーのスタンプが予想以上にかわいかった!
MokuRinのロゴ制作などデザイン系は、シマツカナさんという朝日地区のプロのデザイナーさんが手掛けています。
いくら良いメッセージでも、その伝え方がダサいというのは本当にもったいないこと。
今回の彼女のデザインは、このイベントのイメージを伝えるうえで重要な要になっていたと思うし、個人的にも改めてデザインの力の凄さを考えさせられました。
既存のものの良さをどう魅力的に後世に伝えるか、という今回のテーマにおいて、今後も彼女が果たす役割はとても大きいと思っています。
イベント全体を通して、うまくいかなかったこともあると思いますが、失敗や反省点をふまえて修正したり、また別の人を巻き込んで次の新しいアイデアを生み、みんなで磨いていく。
その作業そのものが尊いし、こうやって新しい循環を作っていくことが何かを変えるきっかけになるんだろうなと感じています。
スタッフ・関係者の皆さん、参加者の方々、本当におつかれさまでした。
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写真提供:NPO法人都岐沙羅パートナーズセンター
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