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木を想わせるコーヒー


今日はモカ・マタリについて。




『モカ』を冠するコーヒーでも特に有名なのがモカ・マタリです。




モカ・マタリはイエメンのバニーマタル地区にある農園で栽培・収穫されたコーヒー豆をさします。




※ちなみに『モカ』はかつて、イエメンにあるモカ港から輸出されたイエメン産やエチオピア産の豆の総称して使われていました。







イエメン産やエチオピア産の豆はコーヒー豆(アラビカ・コーヒー)の発祥の地と言われ、古くからコーヒーの歴史がある国です。




収穫は原始的な精製がされ、中米などの豆に比べると豆や形のサイズ、ひいては品質にオモシロいほどバラつきがあったりします。




焙煎する前の仕分け作業(ハンドピック)が非常に大変な豆でもあります…。泣








モカは『熟れたフルーツ』、『ワインのような香り』一般的に呼ばれます。

私個人的には、マタリについては花もですが、木を感じさせるような温かく、芳醇な香りを感じます。




中煎りで楽しむのが一般的にはメジャーですが、個人的にはシティローストなどの深煎りにして、酸味を抑え、苦味とマタリ特有の香りを純粋に楽しむようにしています。

少し邪道?かもしれませんが。




マタリは一杯飲めばわかるくらい、他にはない特徴的な香りや甘みを体験できます。

ぜひ機会がある時は楽しんでみてください。

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