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【限定】インド / エルクヒル農園MNEB


2022年もあとわずかですね。


皆さんは、どこでどんな年末、そしてお正月を過ごされるのでしょうか。

NIJIYA coffeeでは、年末年始限定でインドのスペシャルティコーヒーの販売を予定しています。

インドのコーヒーが初めての方向けに、以下の内容で簡単にご紹介しますね。







1、インドのコーヒーとは


歴史


1670年頃 ババ・ブダンというイスラームの聖者がマッカへの巡礼の帰り、当時イエメンで輸出が禁じられていたコーヒー豆7粒を、密かに入手し持ち帰ったのがはじまりといわれています。


19世紀半ば、英国の植民地支配化でコーヒー農園は繁栄しましたが、1870年代には紅茶の需要が伸び、さらにさび病の発生率が増加して多くの農園が紅茶栽培に乗り換えたのだそう。


とはいえコーヒーが一掃されることはなく、さび病に耐性をもつ品種が開発されたり、1942年には政府主導でインド・コーヒー委員会を設立、1990年代にはコーヒー販売の規制が緩和され、国内のコーヒー市場が急速に成長しました。



高品質なアラビカ種


低地であることやその気候から、アラビカ種よりロブスタ種の収穫量の方が多いインドですが、


今回のコーヒーはインドコーヒー委員会主催のカッピングコンテストで「フレーバー・オブ・インディア」を何度も受賞し、特にヨーロッパで高い人気を博する高品質・大粒豆のアラビカ種です。





格付けについて


インド独自の格付け方法のひとつでは、ウォッシュト精製したコーヒーを「プランテーション」、ナチュラル精製したコーヒーを「チェリー」、ウォッシュト精製したロブスタ種のコーヒーを「パーチメント」と分類します。

独特の表現ですが、今回の豆の表記にある「プランテーション」とは「精製方法:ウォッシュト」を意味しています。



規格の” MNEB “とは


”Mysore Nuggets Extra Bold” の略で、90%以上がスクリーン19、残り10%がSC17以上、マイソール、クールグなど5地域でのみ収穫されたトレーサブルな水洗式アラビカ豆を表します。


今回の豆はSC(スクリーン)19+。中でも特に大粒なコーヒー豆を厳選しています。






2、どんな農園?




インドのコーヒー発祥の地といわれるカルナータカ州にあるエルクヒル農園は、ヨーロッパスペシャルティコーヒー協会(SCAE)のメンバーで、インドコーヒーボード(インドコーヒー委員会)が主催するカッピングコンテストで「フレーバー・オブ・インディア」を何度も勝ち取っています。


高品質なアラビカ種を栽培していることで知られており、特に欧州で高く評価されています。


100%自然の木陰で栽培


自然のままの環境を維持することに全力を注ぐエルクヒル農園。

全て自然の木陰を利用し、コーヒー栽培を行なっています。


収穫期は11~2月で、約1週間ごとに完熟したコーヒーだけをピッキングします。


品種ごとに植える地区を分け毎年出来上がったカップを評価、その土地と相性の良い品種を選別し栽培するなど、品質のさらなる向上を目指しています。


サスティナブルなコーヒー


すべての資源を最大限に有効活用することに重点を置き、UTZとレインフォレストアライアンスの認証を受けています(※)。


・排水の発生を50%削減

・排水を堆肥化し、再利用

・LED照明のみを使用し、電力消費量を80%削減


※ レインフォレスト・アライアンスとUTZは2018年に「レインフォレスト・アライアンス」として合併しています(2021年7月から新しい認証基準の運用を開始)。


働きやすい環境づくり


農園は従業員とは家族のような関係を目指し、働く人とのつながりを大事にしています。


生活必需品や地域医療提供クリニックなど利用できるデイケアセンターや、定期的な予防接種プログラムの提供なども行っています。



3、味わった印象は?


NIJIYA coffeeでは、この「インド エルクヒル農園MNEB」を CITY ROAST(中深煎り)でご用意しました。



ジンジャー、ナツメグのような複雑な風味をもち、スパイシーでエキゾチックな印象。


ハーブのような爽快な香りが特徴的で、はちみつのようなほのかな甘みやレモンピールのような酸味も感じられます。


世界中から多くの称賛を浴びる豊かで繊細な味わい、神々しい香りをぜひお楽しみください。




販売は3月まで(店頭のみ)を予定していますが、なくなり次第終了になりますので、気になった方はお早めに。


インドの上質なアラビカに出会う機会はあまりないかもしれません。

ぜひ一度、体験していただきたい一杯です。


お仕事もイベントも何かと忙しい時期ですが、体調管理に気をつけて、温かいコーヒーとともに楽しい年末をお過ごしくださいね。



参考:ビジュアルスペシャルティコーヒー大事典 2nd Edition / ジェームズ・ホフマン著(日経ナショナル・ジオグラフィック社)


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INDIA
インド エルクヒル農園 ウォッシュト MNEB
[中深煎り]+++

生産国 インド

地域 カルナータカ州クールグ エルクヒルエステート

農園名 エルクヒル農園

認証 UTZ, RFA

品種 S795, SL9, Cauvery

規格 MNEB (Mysore Nuggets Extra Bold)

スクリーン SC19+

精製方法 ウオッシュト

年間降水量 1,400~1,500mm

収穫期 11~2月

標高 900~1,100m


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HOT ¥480

ICED ¥580

WHOLE BEAN ¥990 / 100g

DRIP BAG ¥190 / P


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NIJIYA coffee 年末年始の営業予定日


12/30(金)・ 31(土)10:00 ~ 15:00

1/1(日)10:00 ~ 15:00

2(月)お休み




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