
前回は水出し専用器具を使わない方法をご紹介しましたが、
今回は専用器具の使い方やメリットなどについて触れてみたいと思います。
↓使ってみるのはこれ↓
HARIO (ハリオ) 水出し コーヒーポット 1000ml
似た形状の水出し専用器具はたくさんあるのですが、デザインに凝ってるがゆえの扱いずらさなどが無く、何より安価で手の届きやすい価格。
家庭用であれば十分なスペックだと思います。
前回の記事でもチラッと触れたんですが、この手の器具は見ての通り、決められた量のコーヒー豆と水を使わないと使えません。この器具は1,000ml用ですがそれ以上も、それ以下も味が大きく変わってしまうのです。割合とか関係ないです。
極端な例、500mlだけ入れようとすると...

フィルターに水が届きません😂
また、豆もアイスコーヒー用で売られているような極深煎りの豆を使わないと物足りなくなってしまう設計のものもあります。こちらは使用する豆と水の割合が「1:14」で設計されています。前回ご紹介した記事の割合(「1:10〜11」)と比べるとかなり違います。中煎りの豆を使うと薄味、物足りない仕上がりに。
・・・なんて、少しネガティブよりな内容に話が傾きましたが、
決められたコーヒーの豆の種類・量・水量さえ守れば、難しく考える必要もなく『簡単に美味しい水出しコーヒーが簡単に作れる』のが専用器具の魅力です!
ルールを守れば取り扱いも楽!道具もコレひとつでOK!なのです。
これは専用器具の大きなメリットです。
【 比 較 】
専用器具がオススメな方
・小難しいことは考えずに水出しコーヒーを楽しみたい。
・アイスコーヒーといったら深煎り、極深煎りでしょ♪
・アイスコーヒーの一日あたりの消費量が多い。
・あまり多くの道具を使わずに済ませたい。
専用器具をオススメしない方
・水出しコーヒーの好みにこだわりがある。(試してみたい)
・色んな種類、焙煎度のコーヒー豆で水出しコーヒーを楽しみたい
・必要な量だけ水出しコーヒーを作りたい。
・専用器具をわざわざ買いたくない。
比較するとこのような感じでしょうか?
コーヒー豆の種類、抽出量に選択権があるかどうか?が、とにかく大きな違いです。後は扱いについてそこまで大差は感じません。
【 使い方 】
1.フィルターに挽いたコーヒーの粉を入れる

この製品の場合、80g定量で入れます。欲張ってこれ以上入れてもあまり意味はありません。

豆を挽いたらそれをポンっとフィルターへ
2.水を注ぐ

粉を入れたフィルターを本体にセットしたら、水を「の」の字でゆっくりと入れていきます。
水は1,150ml入れます。(出来上がりはコーヒー粉が水を吸うので1,000mlぐらいに)
そしてここが、唯一の分かりやすい弱点??
この過程は専用器具がない場合はあっという間に終わりますが、こちらはけっこう〜な間がかかります。。。(私がやった場合は10分ほどかかりました)

定量の水を入れ終えたらスプーンで軽くなじませます。
3.冷蔵庫に入れて8時間ほど寝かせる

これは専用器具でなくても同じですね。後は寝ましょう(つ∀-)
4.完成!
8時間たったら完成です。粉の入ったフィルターを外せば完成です。

濾過しなくていいので、翌朝すぐ飲めるのが魅力!!

番外編(掃除)

器具の使用にもよりますが、この器具はフィルターの底が外れるようになっており、抽出し終わったコーヒー粉の処理が楽!ここは点数高いです。
さいごに
専用器具使う場合、使わない場合で特徴や扱いやすさが変わるので、ぜひ気に入った方法で水出しコーヒーを楽しんでいただければと思います。
水出しコーヒーで夏を楽しみましょう(^ν^)♪
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