ハンドドリップ(ペーパードリップ)でのコーヒーの淹れ方をご紹介します
手軽に美味しいコーヒーを楽しむ一番スタンダードな方法…といえばハンドドリップ!ご存知の方も多いかもしれませんが、このページでは基本になるハンドドリップによるコーヒーの淹れ方をご紹介したいと思います。
今回はペーパーフィルターを使用します。ドリッパーはいくつかの形式がありますが、今回はハリオ式の円錐形ドリッパーを使います。時間のコントロールさえ慣れれば、色んな表現や遊びができる便利なお方。
まず、用意するアイテムはこちら
【道具類】
・ドリッパー(写真のものはNIJIYA特製の漆仕上げ)
・サーバー
・スケール
・タイマー
・ケトル
・お気に入りのカップ、マグなど
【材料】
・豆 13〜15g(中挽き〜中細挽きがおすすめ)
・お湯 210ml ※ 92~95度くらい
これらを使い、一杯180mlのホットコーヒーを作ります。
1.フィルターを折る
画像のように2つ折りします。よく見るのは紙の圧着面のみを折る方法ですが、うちの場合はさらに先っちょも折り曲げています。
折り曲げたフィルターをドリッパーにしっかりはめ、一度湯を通してリンスしてください。オイルカットの効果と、紙の匂いがコーヒーにうつらないようにするなどの意味合いがあります。
2.挽いた豆をドリッパーに入れる
粉は平坦にしておきたいので、ドリッパーの側面を軽く叩いてならします。
3.蒸らし、注湯
お湯の準備ができたら、蒸らしを行います。
※92~95度のお湯を準備する方法として、下記の方法が目安になります
(1)ケトルが沸騰したら5分置く
(2)ケトルが沸騰したら、別のケトルへ移す
蒸らしは30ml~35mlほどのお湯を使って、粉全体に行き渡るように注ぎましょう。勢いよく注がないように、優しく「置く」ようにがコツ。
豆に含まれていたガスが抜け始めるので、粉がプクプク膨らんでくると思います。膨らみがしぼみ始めたら20秒ほど待ちましょう。
20秒経過したら概ね、1分〜1分30秒ほどの時間をかけて残りのお湯を注ぎます。スケールでは210gの表示になるまで注いでください。十円玉程度の大きさを意識して、「の」の字を描くように注いでください。
注ぎ終わったら、お湯が全てドリッパーを透過しきる手前でドリッパーを外します。
4.サーバーのコーヒーをカップに注ぐ
サーバーにドリップされたコーヒーをそのままカップへ注ぎます。
※今回ご紹介しているのは、一杯分のみの抽出ですが、二杯分抽出した場合などは量も多いので、注ぐ前にスプーンで軽く混ぜたほうが良いです。
ペーパーフィルターによるハンドドリップはコーヒーのオイル成分をカットし、抽出にそこまで時間もかからないので、雑味が出るのも防ぎやすく、スッキリ飲みやすい仕上がりになるのが特徴ですね。
今回ご紹介した方法は、ベーシックな方法ですが、注ぐ時間やコーヒー豆のg数でかなり味をコントロールできます。豆や焙煎具合によっても仕上がりが変わってきますので、自分の好みに合う淹れ方をぜひ見つけてみてください!
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