帰省、そして再会

おととい、年内最後の営業を終え、昨日は息子と2人で自宅から車で40分ほどの私の実家へ行ってきました。
私の幼なじみAちゃんとその娘のSちゃん(も、うちの息子と同じ歳!)、帰省しているとのことだったので、彼女たちに会うためです。
「会えて楽しかったです〜」
という平和な終わり方をしないのが、小さいコドモをもつママの宿命なんだなと痛感したので、ちょっとその話を。。
突然の出来事

初対面で、若干緊張していた2歳児たち。
特にSちゃんは、ずっとママの膝の上で一言も喋らずしばらく固まっていて、私たちのおしゃべりをじっと見て観察していました。
そして次の展開。
うちの息子は、そのうち自由に歩き回っていましたが、突然、持っていた風船を勢いよく投げ!
で、Sちゃんに当たってしまい!!
……(一瞬、沈黙)
風船なので当たった痛みというよりは、びっくりしたのと何よりショックが大きかったのだと思いますが、
何にせよ、うちの息子が一方的に悪い。
Sちゃん、大号泣です。
体をのけ反らせて、手足バタバタの最大級のやつです。。
こういうとき、親はどうすべきか?

息子は自分のせいでSちゃんを傷つけたという自覚はなく、こちらの様子は全く気にしておらず。
正直こちら側から見て、息子がSちゃん目がけて風船を投げたようには見えなかったのですが、結果彼女を傷つけてしまったわけで。
当然、親の私はすぐに謝って息子にもそれを促すのですが、こういう時の対応ってすごく難しいですね。
自覚のない息子はキョトン顔だし、
私が「ごめんねごめんね」と謝っても、やられた方としてはやった本人に謝ってほしいのかなと思ったり、
だとしたら息子を目の前で叱って嗜めるところを見せるべきなのか?
でも、息子が故意に投げつけたわけじゃなかったら、息子をムダに傷つけることなるのか?
ていうか、投げて傷つけるつもりはなかったかもしれないけど、それを伝える言語力がまだない人に、そもそもどう説明すればいいのか?
いやいや、相手がいるんだしとりあえず理屈抜きで謝らせろよ、とか…
短い時間で、ものすごい考えまして、
結果、わたし1人が謝り倒すという、中途半端な結果に。。
でもこういうことって、この先いっぱいあるんだろうなぁと思うといい機会だったように思います。
普段から考えとくべきこと

今回のことで、
2歳という年齢で教えられることの限界もあるなか、
親の感情で「怒る」のが一番怖いので、
こういう時はどう対応すべきか普段から意識しておくべきだなと痛感しました。
今回は、お互いをよく知る親友とその子どもという狭い枠での話ですが、もっと公共の場や広い人間関係の中でも当然起き得ること。
謝罪を届けたい相手に、
本人が心から反省したうえで、
その気持ちを伝える方法をおしえる。
世間体を気にして、それが表面的なポーズにならないように。
普段から、自分の子どもとの信頼関係をしっかり築けていることが大前提なので、
まずはそこから確実にして、
あとは他者との関わりの中で、実践しながら親も子も学ぶしかない。
口で教えるより、親の背中を見せること、でしょうか。
年の終わりに、重大な課題を突きつけられたような気がします。
今年もいろんな学びを、ありがとうです。
なんだかんだで大晦日。
今日は予定を入れず、家族で過ごします。
皆さま、2019年もありがとうございました!
良いお年をお迎えくださいね。
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